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Y製作所さんからの製作依頼です。

引出し付き引き違い戸キャビネット。

430製。NO.4仕上げ
1800×530×830

パン屋さんで使用するとのことです。

下部にある引き違い戸ですが、センターに仕切りを設け、内部を仕切り、扉を合計四枚構成にして、取り出し口を四ヶ所にしているのは、意図的なものです。

それは、取り出し口を多く設けることにより、分類と収納、作業性を向上させる。との要素が含まれているからです。

一般的には、大きなものも収納できるように、扉が二枚。と思いますが、作業する際に扉が二分割(扉二枚)である場合、扉のワイドが長いために、奥に入れたものを取り出す際、扉を全開にしないと取ることが出来ず、取り出しと、収納の動作に違和感を感じるケースもあります。

作業で生じる不快感とロスをなくしたい。との理由から、このような仕様になっております。


今回、こちらの引出し付き引き違い戸キャビネットのパーツは、他社加工済みパーツ52点、自社で加工したパーツ67点。

合計、119点のパーツを溶接等を使用し、組み立てています。

製作時間は約10時間。






報告 by 社員A

2012年9月 7日 08:00

新学期。

8月も終わりを告げたというのに、まだまだ残暑の日差しが厳しい日々が続きますね。

暑い...。(汗)

9月に入り新学期が始まったせいか、通勤の際に学生さん達の姿をちらほら見るようになりました。

ブログを御覧の皆様がまだ学生の頃、夏休み明けに学校へ行くと、校舎が改装されていたり、理科室や家庭科室などの作業台・流し台等が新しくなっていた事ってありましたよね。

今回は大東市にあります、とある小学校の夏休み期間中にトイレの手洗いシンクを製作しました。

・手洗いシンク
W2600×D580×H750
・シンクトップ SUS304 HL仕上げ
・架台     SUS304 Lアングル  

シンクトップの槽は手を洗う為の浅い方と、モップ等を洗う深い方と2段式となっています(写真②)。

シンクトップ及び化粧板はHL仕上げ(用語解説参照)という材質を使っており、長年使っていく際に付きますキズ等を目立たなくする効果があります。

前面の化粧板は脱着式パネルとなっており(写真③)、水道管・排水管等を点検する時の事を考えられた設計となっています。

新学期を迎えられた生徒さんビックリされてますかね~。











報告 by 社員N

2012年8月17日 07:01


Y製作所さんからの製作依頼です。


某飲食店で使用するとのことです。
吊戸棚の引き違い戸。


サイズは、450×600×20
430製 NO.4仕上げ

吊戸棚に扉が無いと、衛生面の問題から営業の許可が取れない。

保健所の方が来られるまでに扉だけを製作してもらえませんか。とのことでした。

自社製品の吊戸棚であれば、即製作できますが、
他社製品であれば、扉を含め、扉の干渉する箇所のすべての情報が必要で、
スケッチと寸法をお願いできますか。
と伝えました。

幸いなことに、自社で使用しているレール等のピッチや扉の厚みの条件が、
同等に近く、扉の厚みを1ミリ小さくして、コマの配置を微調整するだけで済みました。

扉(左右各1枚)の加工時間(90分)

シャーリングによる寸法切り。

切りかけ加工。

プレスによる抜き加工。

曲げ加工。

溶接。

取っ手とコマの取付け。














報告 by 社員A

2012年7月20日 07:25

両面引出し付き調理台

Y製作所さんからの製作依頼です。

某百貨店の漬物屋さんで使用するとのことです。

サイズは、1800×900×900

天板、化粧板、引出し部分  430製NO4仕上げ
フレームは角パイプ30×30

引出しには、漬物を包装するための包装紙を入れるとのことです。

下部には、脱着式のスノコ。8枚で構成。

スノコの奥行がけっこうあるために、重量のある物を置いても、たわみが生じないように、ワイド側センターに角パイプで補助をしています。


今回、引出し内部容器の有効寸法を確保するために...

引出しの開閉には、容器の両サイドにレールを取り付けておこないますが、レールを取り付けるためのガイドを最小にして、天板の両サイドのアゴを、アゴ付きからアゴ無しにして、本体の幅を稼ぎました。

完成した引出し台の重量は、これをふたりで運ぶのは辛い。なほどで、搬入などの際に、落としたりした場合、対角がズレ、引出しの開閉するためのクリアランスが狂ったら、などなど、開閉できなくなるので、漬物屋さんに設置されるまでは非常に心配でした。

でも、無事に現場に収まりましたよ。と報告を受け、本当に安心いたしました。


報告 by 社員A

2012年7月 6日 08:00

懇親会。

この間、T専務・O製作課長と共に、いつもお世話になっておりますリフォーム会社さんの懇親会へ行ってきました。

なぜこのような会にお呼び頂けたかといいますと、リフォーム会社さんが昨年にショールームをお造りなられた際に、弊社もオーダーシンクで御協力させて頂きました。

場所は天満駅からすぐ近くにあるマンションです。ショールームに入ると「すごいっ」の一言!!
壁紙(クロス)は白と淡いグリーンで、床はナチュラル感のあるフローリング、めりはりをつけるためでしょうか珍しい黒色の畳...

そして、ひときわ目立つオーダーシンク!!(笑)

リフォーム会社さんにお聞きしますと、このショールームのうりは弊社が御協力させて頂いたこのシンクだそうです。

キッチンのシンクは排水管、給水管などを表に出さずスッキリさせたいとの事なので、シンク下の木工家具の脚の中に通してあるという手の込みようです。

洗面台のシンクに関しては、スクエア型のステンレス製手洗いシンクってどこを探しても無いらしく、弊社に製作依頼して来られたとの事です。大変珍しいそうですよ。

懇親会はビュッフェ形式だったので、ワイワイ楽しめました!








報告 by 社員N