2017年9月29日 16:55
BABEL
大阪中之島にある国立国際美術館で行われております、ボイマンス美術館所蔵、ブリューゲル「バベルの塔」展に行ってまいりました。
オランダを代表する美術館のひとつ、ボイマン・ファン・ベーニンゲン美術館から、ピーテル・ブリューゲル1世の「バベルの塔」が24年ぶりに来日した展覧会で、副題に「16世紀ネーデルラントの至宝、ボスを超えて」とある通り、ブリューゲルのみならず、彼が手本とした先駆者ヒエロニムス・ボスの油彩2点、16世紀ネーテルラントの絵画、版画、彫刻が全体で約90点が出品されております。
地平線を見渡す広大な空間を背景に、巨大な塔を画面いっぱいに描いた「バベルの塔」。細部まで緻密に描かれたその情景には、一説によると1400人もの人が描かれているとのこと。
そのわりに実物は750x500といった小さな作品でオペラグラス持参で観賞されている方もおられました。
報告 by T社長