2017年6月23日 08:00
新緑。
この辺りの一帯を鷹峰光悦町と称び、元和元年に徳川家康が本阿弥光悦にこの地を与えました。
当時は辻斬りや追剥が出没する物騒な土地でしたが、光悦一族や多くの芸術家、工芸職人が移り住み、芸術の村を築きました。後に光悦一族の位碑堂が現在の光悦寺となりました。
毎年この時期に行きますが、やはり入口を見ると、毎回感動して鳥肌が立ちます。(写真・上)
光悦は茶道も一流義に偏することなく、古田織部や織田有楽斎にも教えを受け、千宗旦とも深く交わって茶道の奥義を極めました。
境内には7つの茶室があります。〔写真・中)
日本の伝統的な竹垣の一つでもある光悦垣に紅葉の枝が垂れる光景は、ここでしか見られない風情です。(写真・下)
秋の紅葉もいいですが、新緑の京都「青もみじ」もこれまた絶景です!!
報告 by 社員N